【ものくんの認定職業訓練】ものづくり入門基礎実践科を実施しました!

 皆さん、こんにちは!

 今回は、4/11に実施しました「ものづくり入門基礎実践科」の模様をお届けします。


 ものづくり入門基礎実践科は、「大阪ものづくり企業認定訓練協会」が実施している認定職業訓練です。大阪の中小ものづくり企業が中心となって発足した大阪ものづくり企業認定訓練協会ですが、A´ワーク創造館も事務局という形で参加しており、主に訓練のコーディネートや準備、当日の進行管理などを行っています。

 今回の研修は主に新入社員の方に向けたもので、全3回の日程で実施しました。ご参加いただいた企業は毎年コンスタントに社員を採用するところばかりではないため、改めて「研修」という形でビジネスマナーや心構えを教えることが難しいという実情をお持ちのところもあります。そういった企業が(もちろんそれ以外の企業も)共同で研修を実施しているのが、当協会の訓練になります。複数社の社員が共同で受けることにより、社会人としての基本が身につくだけではなく、企業の枠を超えた横のつながりができます。それにより、年齢や入社年数のギャップから孤立しがちな新入社員も、社外同期を持てるため孤立感を抑えることができます。実際に、ご参加いただいた社員の皆さんも、企業の枠を超えて仲を深めていらっしゃいました。

 実際の研修の内容ですが、1回目は、社会人生活を始めるにあたっての心構えやものづくり企業の置かれている状況・社会に対して果たすべき責任などをお伝えし、基本的なビジネスマナーや安全衛生の基本をグループワークなども交えながら学んでいただきました。

グループワークを通して学ぶことができるのは集合研修の強みの一つだと思いますが、皆さんお互いにコミュニケーションを取りながら課題に取り組まれていて、一人だけの研修では体験できない学びを得ることができたのではないかと思います。

 9001700という長丁場の研修も、あっという間に終わりました。皆さんヘトヘトになっていましたが、最後に「3年後にどのようになっていたいか」を考えてもらうことを宿題としてお渡しし、1回目の研修が終わりました。最終日に発表してもらうのですが、皆さんどのような将来像を考えてこられるのか楽しみです。最終日には各社の社長もお越しになって発表を聞かれますので、将来像の実現に向けてお仕事の方も頑張っていただきたいですね。

 2回目の研修は学びの場を「株式会社木幡計器製作所」と「福井精機工業株式会社」に移しての実施となります。そちらの模様もお届けしますので、お楽しみに!

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