60歳を過ぎてからの自分探し~広域事業編~
みなさん、こんにちは。
現在、当館の広域就労支援事業で事業所支援を担当しているナルセです。
現在、当館の広域就労支援事業で事業所支援を担当しているナルセです。
今日は私がA´ワーク創造館に来た経緯を書かせていただきます。
古い話ですが、1981年大学を卒業後、新卒で務めた会社は百貨店でした。
そこで1998年まで務め、外食産業に転職、そちらで2016年までお世話になりました。
通算35年間企業に務めたわけですが、そのほとんどを事務職として過ごしました。
企業の社会的貢献を念頭におきながら、社員の幸せを願いつつ、最終的に儲かる仕組みを作り上げることに専念してきたつもりでした。
しかし、ある日、
「今までの自分がやってきたことって、本当に世の中の役に立っているのか?」
と真剣に考えたところ、もっといろいろできたように感じました。
結局、自分と家族以外の人のお役にはそれほど立てていないように思えました。
どうせなら人生の残りの少しでも、誰かにとって「役に立つ」ことをしてみたいと思うようになりました。
いろいろ考えた末、会社をやめ、キャリアコンサルタントの資格をとりました。
その後、資格をいかすべく、求職者支援訓練や離職者等再就職訓練を行う組織に就職しました。
残念ながら行政の教育関連の入札案件も数多くやっているところでしたので、訓練以外の多くの担当を任され、「ちょっと違う」と思い、転職。
幸い狭き門と聞いていたハローワークに受かったのでそちらに就職しました。
そこでの主な仕事は、就職を希望される方の窓口対応でした。
ここは「前職よりお役に立てている」と感じられる職場でしたが、本当に希望している内容かと問われると自信はありませんでした。
ここを退職し、現在のA’ワーク創造館に就職しました。
ここを退職し、現在のA’ワーク創造館に就職しました。
営業経験の全くない自分が「事業所開拓」をやっていくことは困難です。この仕事で、これまでの経験を活かせていると感じられるのは、人事部・総務部の方々の仕事を理解していることによって、先様にシンパシーを感じていただけることぐらいです。
ですが、ここで初めて「就労支援」というものに触れ、
ですが、ここで初めて「就労支援」というものに触れ、
「これって、人の役に立ってる!」
と感じられる仕事に就くことができたように思います。
開拓した事業所で「見学」「就労体験」が行われるときは、本当にワクワクします。
この気持ちを大切に今後もやっていきたいと思っています。
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