【就労チャレンジ事業】認定就労訓練事業所について

スタッフのムラセと申します。

今回は、「大阪市就労チャレンジ事業」の認定就労訓練事業所で、
実際に訓練を受け入れてくださった事業所の声を紹介します。

大代ゼンテックス株式会社
業務部　部長　金ヶ崎　一郎さん

　弊社は以前より就職困難者と言われる方々の雇用や職場実習を数多く行っており、そういった事から平成29 年6 月よりNPO 釡ヶ崎支援機構とのJV により指定管理者として運営管理を行っている府営住之江公園を生活困窮者の認定就労訓練事業所に登録させていただきました。

　これまで6人の訓練生を受け入れてきましたが（1人は訓練後に採用）、生活困窮者の方々は様々な理由から離職期間が長く、コミュニケーション(人間関係)を苦手とされる方が多いように感じます。そういった部分に配慮できる環境を整えれば、特別な環境を用意する必要はなく、何の問題もなく訓練を受け入れることが可能です。また、訓練現場を住之江公園だけではなく、当事者の希望に対応し、他現場での訓練も柔軟におこなっています。
　生活リズムの改善から始め、個々の訓練時間を設けることにより無理のない訓練をおこないながら職場での対話を大切にし、働く意欲を取り戻してもらうことに重点を置き、就職に結びつけて頂ければと考えております。【訓練＝就職】は理想ですが、弊社( 住之江公園) だけで雇用に繋げるには限界がありますので、訓練で自信を付け、就職に意欲を持たれた方には、他現場での就職先の紹介や、関連企業へ紹介をさせて頂くことで、一人でも多くの方が就職に繋がるように取り組んでおります。

こちらの住之江公園は、最も多くの訓練を引き受けてくださっている事業所です。
公園での訓練は、人気があり選ばれる方も多くいらっしゃいます。
訓練だけではなく、就労に向けて一緒に取り組んでいただくのは、A'ワーク創造館としても心強い限りです。

次回は、私がこの職を選んだ経緯をお伝えします。

【前回までの記事】
①次のキャリアにつなげる！「勤務に向けたトレーニング」

② 「勤務に向けてトレーニング」で、次のキャリアにつながった男性のおはなし。

③「勤務に向けたトレーニング」で、勤務につながった女性のおはなし。

④あらゆる事業所の方へ 人材確保と社会貢献のために「認定就労訓練事業所」に、登録してみませんか?

⑤ 訓練を受け入れることで、「新たな学び、発見」が、見つかるかもしれません。