「ものづくり入門基礎実践科」(1日目)を実施しました
こんにちは、スタッフのナガサワとコウマです。
先日4月12日(火)、「ものづくり入門基礎実践科」の1日目を実施しました。
この研修は、4/12(火)、19日(火)、26(火)の3日間を通して行われる予定です。
第1日目はA´ワーク創造館のホールを会場にして、6名の方が受講されました。
開講式に続き、1限目は訓練協会会長、高満洋徳氏より「社会人生活を始めるにあたって」というテーマで、新入社員のみなさんがいかに会社の期待を背負っているかという視点から、「社会人の心構え」や「研修の意義」などについての話がありました。
印象深いのは、仕事の取り組みに関して「①あり方」→「②やり方」→「③成果(結果)」のつながりがありますが、重要なのは「①あり方」であり、それは仕事の意味と価値を理解することです。それを知ることにより、仕事の目的や、新入社員に何が求められているか、何をすべきかが見えてきます。そして、ここから「ものづくりの楽しみ、喜び」の話へと進んでいきました。
2、3限目は、訓練協会メンバーで、当館館長の髙見 一夫講師より「中小企業における技能訓練の位置づけ」「SDGsとCSR」というテーマで、会社を取り巻く、大きな社会の流れについての講義です。
「技能訓練の位置づけと役割」では、訓練機関である当館(A´ワーク創造館)と地域の中小企業との協働でつくりあげてきた「大阪ものづくり訓練協会」の考え方と、新入社員のキャリアアップについてのアドバイスがありました。
SDGsについては、自分または自社に置き換えたときSDGs、17項目のどれに取り込めるかを各自で想定し、グループディスカッションをした後、各人の考えを発表しました。
グループでディスカッションすることにより、教室の雰囲気が和み会話が弾みました。
「技能訓練の位置づけと役割」では、訓練機関である当館(A´ワーク創造館)と地域の中小企業との協働でつくりあげてきた「大阪ものづくり訓練協会」の考え方と、新入社員のキャリアアップについてのアドバイスがありました。
SDGsについては、自分または自社に置き換えたときSDGs、17項目のどれに取り込めるかを各自で想定し、グループディスカッションをした後、各人の考えを発表しました。
グループでディスカッションすることにより、教室の雰囲気が和み会話が弾みました。
4、5、6限目は当館スタッフの田中 勝則講師による「働くことの基礎知識」と題して、挨拶、お辞儀、名刺交換、会議室・応接室での着座順、お茶出しなどに関するビジネスマナーを実習にて学びました。
座席や車内での座席について学ぶ場面では、実習を通して、たのしみながら微妙な違いについて学びました。
座席や車内での座席について学ぶ場面では、実習を通して、たのしみながら微妙な違いについて学びました。
休憩を挟んで取り組んだのは、「折り紙タワー」をつくるワークショップ。
2つのチームに分かれ、それぞれ3分間で、会話は一切禁止で、どれだけ高いタワーを作れるかを競います。
話し合いができないままに作業に取り組む難しさを実感したのではないでしょうか。
2度目はチーム間で話し合い、ベストだと思われる方法を実行していきます。
2度目はチーム間で話し合い、ベストだと思われる方法を実行していきます。
チーム毎に特徴が出て、まず積み上げの図面を書いて意見を合わせますが、一段一段を高くする検討をするチームと、一段毎の高さよりも強度と安全性を検討し段数を増やして高さを確保するチームとの特徴が出て興味深いものがありました。
いずれにしても、コミュニケーションの重要性とその効果が明確に確認できました。
その後、各チームの設計思想と工夫した点、反省点などを発表し意見交換を行いました。
ワークを通して、コミュニケーションの大切さと、PDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルを回すことの重要性を改めて学べたのではないでしょうか。
最後の7限目は訓練協会メンバーで、当館スタッフでもある長澤 義明講師による「安全衛生の基礎」についての講義です。
未熟練者の思い込みによる現場での危険性について解説を聞きました。労働災害の統計からも3年未満の未熟練者の事故が多い事実を聞きました。特に半年から2年ほど経験した頃が事故を起こしやすい、現場に慣れてきて気が緩むのではないかと予想されています。
特に注意しなければ入れないのは、巻き込まれで「回転している物」に対しては十分な注意が必要だと学びました。
安全は自分のためであり、繰り返し、繰り返し学習して身の安全を守ることが大切であると改めて認識しました。
未熟練者の思い込みによる現場での危険性について解説を聞きました。労働災害の統計からも3年未満の未熟練者の事故が多い事実を聞きました。特に半年から2年ほど経験した頃が事故を起こしやすい、現場に慣れてきて気が緩むのではないかと予想されています。
特に注意しなければ入れないのは、巻き込まれで「回転している物」に対しては十分な注意が必要だと学びました。
安全は自分のためであり、繰り返し、繰り返し学習して身の安全を守ることが大切であると改めて認識しました。
▼▼▼これまでの活動は当館ブログでもご確認できます▼▼▼
「大阪ものづくり企業認定職業訓練協会」について
https://adash.seesaa.net/category/27676090-1.html
「大阪ものづくり企業認定職業訓練協会」について
https://adash.seesaa.net/category/27676090-1.html
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