プロティアン・キャリアへの道 ~ 第3回「22歳」
■22歳
なんの苦労もなく転職が決まったものの、自分の目標が定まらなくなってしまったのが旅行会社での勤務でした。
私が転職したプレハブの旅行会社。
グループ自体は、大阪でもかなり大きな企業グループなのですが、私がいたのはその子会社の子会社。
地元ではそれなりに名前があるものの、地方では全く通用しない旅行会社でした。
プレハブなのは、駅の高架工事中で仮社屋とのこと。
高架工事が終われば、駅の高架下にテナントで入ることを約束されていたはずです。(しらんけど)
高架工事が終われば、駅の高架下にテナントで入ることを約束されていたはずです。(しらんけど)
それでも大きな駅前ですし、空港が近いのでやたらに航空券が売れたのです。
当時は航空会社が3社あり、それぞれ発券の為の端末があり、微妙に操作方法も違っていました。
端末操作の研修も行かせてもらいました。
当時は航空会社が3社あり、それぞれ発券の為の端末があり、微妙に操作方法も違っていました。
端末操作の研修も行かせてもらいました。
団体旅行の行程なども組むようになり、四国88か所巡礼の旅行の企画、添乗なども行うようになりました。
ところが、何もおもしろ味を感じていない自分がいたのです。
確かに、専門学校でそれなりに勉強はしていましたし、やっている業務と違和感はありませんでした。
それでも、なぜかおもしろくなかったのです。
確かに、専門学校でそれなりに勉強はしていましたし、やっている業務と違和感はありませんでした。
それでも、なぜかおもしろくなかったのです。
前職での刺激が強すぎて、安全第一の社風に馴染まなかったのかもしれません。
直接サービスもしないし、情報をやり取りするだけでお金をいただくビジネスモデルが、どうも納得できなかったのかもしれません。
割と早い時期から、「辞めたい」と思う自分がいました。
直接サービスもしないし、情報をやり取りするだけでお金をいただくビジネスモデルが、どうも納得できなかったのかもしれません。
割と早い時期から、「辞めたい」と思う自分がいました。
旅行業には、国家資格が存在します。
「旅行業務取扱主任者」(現 旅行業務取扱管理者)という資格で、
国内と一般(現 総合)があります。
「旅行業務取扱主任者」(現 旅行業務取扱管理者)という資格で、
国内と一般(現 総合)があります。
私と同期で入社したあと2名とで国内旅行業務取扱主任者にチャレンジすることになりました。
そのころ、もうすっかり辞めたいモードに入っていたので、全く勉強もすることなく、受験するのでした。
そのころ、もうすっかり辞めたいモードに入っていたので、全く勉強もすることなく、受験するのでした。
受験した後退職したい旨を伝え、すぐに退職することとなりました。
退職してから3日後、先輩から電話がかかってきました。
「お前、合格してるぞ。」と。
えっ?全然勉強してなかったのに。
確かに、割とすらすらと回答できたけど、まさか合格しているなんて。
「お前、合格してるぞ。」と。
えっ?全然勉強してなかったのに。
確かに、割とすらすらと回答できたけど、まさか合格しているなんて。
でも、もう旅行業界に戻るつもりはありませんでした。
ということで、せっかく取れた国家資格も一度も使うことなく、今でも保有しております。
資格は、持っているだけではあまり効果がないと思っています。
ということで、せっかく取れた国家資格も一度も使うことなく、今でも保有しております。
資格は、持っているだけではあまり効果がないと思っています。
まだ、22歳の秋のこと。
全然、何も考えていない若かりし頃の出来事です。
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