キャリアについてお話してきました@京都芸術大学アートプロデュース学科
先日、京都芸術大学「アートプロデュース学科」のフィールドスタディーの授業に、同学科卒業生のスタッフ・ニワをゲストとしてお招きいただきました。
今回はその授業の内容を取材してきたのでご紹介いたします!
今回は2回生のみなさんに向けて、ニワのこれまでの(ちょっと変わった?)職務経歴についてや、キャリアコンサルタントのお仕事についてお話させていただきました。
大学2回生というと、まだそこまで就職活動に向けての意識があまりなかったりするのかな~と思いきや、たくさんの質問が。
中には、「キャリアコンサルタント」というお仕事についても質問があがっていました。
みなさんがお持ちになっている「キャリアコンサルタント」のイメージって、どんなものでしょうか?
「自分の適性を見抜いて、こんな仕事をしなさい!」と診断してくれる、そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも実際は、相談者の方のお話を伺う中で、どのようなことに興味や適性があったり、どういう働き方をしたいのか、ということを一緒に整理していく、ということを進めていくお仕事だったりします。
学生さんの中に、「どんなことを相談したらいいのかわからない」という質問をあげられていた方もいたのですが、そういった方こそぜひ、「まずは相談」していただければいいなと思います。何を相談したらよいかわからない、でもなんだかモヤモヤしている、そんな相談も大歓迎です。
当館でも「あしたのキャリア相談」という無料の相談サービスを行っておりますので、ぜひご活用くださいね。
さて、少し話がずれてしまいましたが…
当館で総務経理とキャリアコンサルタントを担当しているニワですが、「芸大生が経理とキャリコン?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ニワ曰く、キャリアコンサルタントの仕事自体は、「話すこと」「話を聞くこと」の技術があり、それを学ぶことで相談者の方が話しやすい雰囲気づくりをする、ということだそうです。
いつも明るく元気で話しかけやすく、どんな人でもおもしろさを発見して話ができる、そういった本人の性格は、キャリアコンサルタントにぴったりだよなぁ、なんて思いながら話を聞いていました。
また、ニワは、学生時代に様々なプロジェクトやインターンシップの経験を通して、「自分がどう動けば全体がうまくまわっていくか」を意識しながら行動することが身について、今でも仕事でそのことが活かされている、とのこと。
芸術を学んだから、芸術の分野に進む!というのももちろんありなのですが、それはたくさんの選択肢の中のひとつ。
会社員、フリーランス、ダブルワーク、どんな道を選んでも、大学での学びを通して身につけたことを活かして社会人になるということなんだなぁと感じました。
来年以降、「働く」ということを就職活動を通してもっと考えることになるであろうみなさんに、今回のお話が少しでも視野と選択肢を広げる機会となっていればいいなと思います。
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