「椅子張り技能初級講座」開講しました!

こんにちは~
ブログには初登場のスタッフのモリモトです~

A´ワーク創造館に入社して半年。
様々な種類の講座がある中で、即決で受講を決めた講座『椅子張り技能初級講座~小さく始める 新たな仕事~』をレポートします!

今回参加させていただいた講座は、講座名の通り椅子の張替えを学ぶ講座です。
2日間という短い期間で、実際の椅子に自分で生地やウレタンを張っていきます。言葉だけで聞くと、「専門性が高すぎる!」、「ハードルが高い!」と思われる方もいるかもしれません。

が。しかし。ご安心ください。
職人さんに丁寧かつ、面白く教えていただけるので、工具の使い方がわからない方でも気軽に受講できる内容でした!講師の先生は、事業として椅子の張替えを行っている株式会社Re-faからお越しいただいた職人の方々にご担当いただいています。

講座の流れとしては、1日目の半分が座学。それ以外はほとんど実技でした。
座学では職人として日々張り替えの作業をしている講師のみなさんから、仕事の内容や業界について、さまざまなことをお話しいただきました。
「椅子張り」と一口に言っても、例えば飲食店やクリニックでの作業、乗り物の椅子の張替えなど、本当に様々なところにその技術が活かされ、必要とされていることがわかりました。(Re-faさんのウェブサイトでも、お仕事内容を紹介されているのでぜひご覧ください!)

★DSC_1679.JPG ★IMG_6891.JPG

そして何より実技が本当に、楽しい。
個人的には、昔は工作が好きだったけど、時間がなくて考えている暇もないような方にお勧めです。
なぜかというと、2日間で座学⇒基礎⇒実技⇒完成まで一通りの流れを凝縮して体験できることと、その後のサポートがあるからです。
そして、様々な業界や理由で参加している他の仲間と繋がれることも大きな魅力です。
大人になってから、没頭しながら学ぶってなかなかできないことだと思います。
それができるのがこの講座のいいところ。練習時間もたっぷりとっていただきました!

01.JPG  02.JPG

講座の最後には、実際の工場の見学もさせていただきました。
3階?4階?建ての不思議な建物で、内装は木目調の秘密基地のような素敵な工場でした!生地やウレタン、工具、たくさんの受注された椅子が並んでいて、ワクワクすること間違いなしです。
また、職人さんの腕があってこそだと思いますが、より正確かつ迅速に仕事を進めるために導入されている裁断機も見せていただけました。

この講座を受けて、自分の好きなエピソードがあります。
実技の授業の中で、とある受講生が先生に言いました。
『これ、新しい生地にした方がいいですかね…?』
タッカーというホッチキスのような機械で、生地を張り付けていく工程。これが、なかなか生地の質や、針の長さによって難しく、破けてしまっていたようでした。受講生の生地を受け取り、10秒ほど考えて一言。『(この生地を)やめるのはもったいない』と、いくつか針を外し、再度サポートしながら作業を続けていました。これが、傍から見ているとすごくかっこよく、どんなことにも落ち着いてサポートしてくださる職人さんがいたからこそ、楽しむことが出来たのだと改めて実感しました。

そして、今回の講座の重要な点。
それは、“学んだことを自分の周りにどう活かすか”だと思います。
学んだことはもちろん、モノづくり仲間の繋がりや、講座後のサポート含めて今後が楽しみです。
こういった、職人の方から技術を学ぶことが出来る場所は、なかなかないのではないでしょうか?

次回の実施は春ごろを予定しております。
日程が決まり次第下記リンクにてお知らせいたしますので、ぜひチェックしてくださいね。
当館のFacebookページでも随時講座のお知らせをしていますのでフォローをお願いします!



この記事へのコメント