新入社員カレッジ第5回&第7回レポート

新入社員カレッジ、第5回目、第7回目のレポートです。

第5回目、第7回目を担当してくださった講師はA´ワーク創造館でキャリアコンサルタントとして活躍している、梅山先生です。

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まず、第5回目のテーマは「キャリア形成」。

「適職」という言葉の定義を学び、適職診断ツールを使用して、自分の「適職」を理解します。
「適職」は①興味・関心 ②できること・得意なこと ③価値観 が重なる職業のことです。
今回は①の興味関心を診断するツールと、③の価値観を診断するツールを使用して、それぞれ自分の適職について考えていきます。

興味関心ツールを使用すれば、
社会的興味、研究的興味、芸術的興味…などの6つの興味分野のなかで、自分が何に興味があるかがわかります。

価値観を診断するツールでは、
専門分野を極めたい/管理職などで組織をうまくまわしたい/新しいことを創造したい…などを含む8つの価値観から、自分が何を大切にしたいかを再認識できます。

今回の参加者は、自分の現在の職種と適職が概ね一致している方が多かったように思います。
また、最後には10年後のキャリアビジョンを書いていただきました。
 ・今年中に達成したい事
 ・3年以内に達成したい事
 ・10年以内に達成したい事
に分けて目標を書いてもらいます。
何ができるようになりたいのか、どんな人になりたいのか、どういう風に仕事がしたいのか、などを言語化すると、日々の取り組み方が変わってくると思います。

また、幅広い年代のキャリアコンサルティングを担当してこられた梅山さんから、世代間の考え方の特徴なども教えてくださいました。


続いて、第7回目のテーマは「ビジネススキル」。
前半は課題解決のためのグループワークを行いました。

それぞれが断片的な情報カードを持っていて、それを共有しながら共通の課題を全員で解決するワークです。しかし、情報カードは他人に見せてはならず、口頭で情報を伝えなければいけません。
ひとりひとりが持っている情報を共有しないと全体像が見えてこないので、チームでしっかりコミュニケーションを取りながら課題解決に努めなければなりません。

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今回は非常にスムーズに進み、時間内に課題を全てクリアすることができました!
成功率の高くないワークらしいので、全員とても喜んでいました。

今回のワークもですが、仕事のなかで「情報の共有」やコミュニケーションがうまくいかず、「自分はわかっているけど上司に伝わっていなかった」や、「全員が知っていることを自分だけ理解できていなかった」ということは起こりうると思います。
誰かにちゃんと情報を共有できるように工夫したり、自分だけわかっていないと気付いたときに質問したりするなど、仕事のなかでもしっかり意識していきたいですね。

後半は、「観察力」について。
仕事のなかで、商談や接客、クレーム対応、社内での会議、相談などのコミュニケーションのときに知っておきたい「観察力」について学びました。

相手の心情や状況を理解して整理し、適切に対応するためのコツなどを教えてもらいました。

その人が意識的に発した「言葉」の裏に、見えない無意識があることを理解したうえで、よく観察し、相手の本当に求めていることなどをしっかり理解することや、相手の反応(フィードバック)の見方などを学びました。

全12回の新入社員カレッジも7回まで終了し、後半戦に突入しています。
最後まで頑張っていきましょう!

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