新入社員カレッジ 第3回のレポートです!

こんにちは、スタッフの鍋島です。
4月からはじまった新入社員カレッジ、第3回の授業風景をお伝えします。

*第1回 直井先生の授業レポートはこちら


この講座は複数の講師の方に来ていただいています。
チームビルディング、グループワークなどの分野を担当していただくのは、演出家の植村好宏先生です。
植村先生は、プロの役者・演出家として、舞台をはじめテレビやラジオなどの世界で活躍されています。
一方で、ミュージカルスクール主任講師として “地域市民ミュージカル” の演出を手掛けたのち、2003年に(特活)音楽劇場ミューを立ち上げ、演劇の手法を取り入れた表現・コミュニケーション教育を様々な教育機関などで実践してされています。

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そして、本日のテーマは即興(アドリブ)。アドリブ力を鍛えることで、判断力や決断力、対応力がつきます。
植村先生は2009年にはアクトリーグ日本シリーズで優勝、即興日本一になり、MVPも獲得されています!その先生から「即興(アドリブ)」について教えてもらえるという、非常に貴重な機会でした!

植村先生の授業は「ワーク」を中心に進みます。
最初はアウトプットの練習。
90秒間で、白い紙に思いつく限りたくさん言葉を書いていきます。
(テーマが「動物」なら、犬、猫、馬…など)

「動物」がテーマのとき、90秒あると、たとえば最初に「干支」を攻めよう! と思って書いていても、12匹で詰まってしまうのですが、「じゃあ海の生き物で考えてみよう」「動物園にいるもので考えてみよう」など、視点をどんどん変えていくとたくさん書けるようになります。
他にも、「自分の部屋にあるもの」「知っている人の名前」「他者から見た自分のイメージ」などのテーマで同じようにどんどん書いていきました。詰まったときに一旦落ち着いて視点を変える、という部分は緊張で頭が真っ白になったときにも使える技です。

次に、「クレーム即興」というワークを行いました。実際にクレームを受けた場面を再現するというものです。
大筋の流れは決まっているけど、もちろんセリフは決まっていません。
クレームを言っているお客様の言い分、店員側の言い分の両方を理解しながら進めることが重要です。

3つ目のワークは、「No, but」「Yes, and」のコミュニケーション。
何を提案されても断って新しいアイデアを出す「No, but」と、相手の提案を受け入れたうえで自分の意見を上乗せする「Yes, and」の手法をワークで体験します。
もちろん相手が何を言うかわからないので、ここでも「アドリブ」で答えなければいけません。


最後に「ワンワード」というワークを先生も入れて5人で行いました。これまでのワークは2人でしたが、5人となると意思の疎通が難しくなります。
ひとつの言葉で話をつなげていくのですが、思いもよらぬ展開になっていくので、詰まってしまう場面もありましたが、なんとか着地点を見つけることができました。

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植村先生の講座は6月に2つ開講します!
人前で話す時に役立つ「演出家のセルフプロデュース」講座

人の集まっている前でのプレゼンや説明・案内はもちろん、朝礼での一言や、初対面の人の前での自己紹介など、人前で話をする機会はどんな人にもよくあるものです。
この講座では、こういった人前で話す機会があるけど苦手という方のために、緊張のやわらげ方から、話を聞いてもらいやすくするために好印象を持ってもらうためのコツなどを学びます。

6/2、9(土)10:00~13:00 全2回
受講料 7,560円


とっさの判断力を速める「舞台俳優の即興力」講座

仕事の様々な場面で「パッと」答えたり、判断しないといけない場面が苦手、という方におすすめの講座です。
準備のない中で「即興的に」反応できるようにするには一定のトレーニングが必要です。この講座では、経験豊富な舞台俳優を講師に、プロも練習で使う練習法を使って判断力を速めるためのトレーニングをします。

「即興力」に注目した講座はなかなか珍しいと思うので、ぜひチェックしてみてください!

6/12、19、26(火)19:00~21:00 全3回
受講料 10,800円

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