「Scratchではじめるゲームづくり」レポート!

こんにちは。スタッフの鍋島です。

11月4日に行われた「Scratchではじめるゲームづくり」のレポートを行います。

そもそも「Scratch(スクラッチ)」とは…

「小学生でも簡単にプログラムを体感・勉強できる」として人気のプログラミング言語です。
プログラムをほとんど書かずに、画面上でパズルのようにパーツを組み合わせ、簡単なゲームを作ることができます。

画面もこんな感じで、一般的なプログラミングのイメージとは随分違うのではないでしょうか?

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講師は株式会社AHIRUの新井タヒル先生です。

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プログラミングを勉強したいと思ったとき、「どの言語を学べば良いか」悩む方はたくさんおられるそうです。プログラミング言語は100を超えるたくさんの種類があります。
新井先生によると、どれか1つの言語でプログラミングの考え方を理解すれば、ほかの言語も習得しやすくなるそうです。
そのため今回は、小学生でも使える簡単なScratchで、プログラミングの考え方を理解しよう!という内容でした。

今回の講座に参加された受講生は全員、「プログラミングははじめて」の方でした。

授業は、Scratchを使ってできることを簡単なものから順に教えてもらい、理解できているか演習で確認する、という流れになっています。

先生の指示通りに動かして、わかったつもりになっていても、いざ演習で作ってみると、自分の理解できていない部分に気づかされます。

Scratchは、基本的にはブロックの組み合わせで指示を作ります。(ブロックには指示が日本語で記載されているので、英語がわからなくてもできるのもうれしいですね。)

たとえば、「旗のマークを押す」と→「『キャラクターが○歩動く』『○秒止まる』を○回繰り返す」のように指示を作っていきます。
また、演習中に、たとえば「キャラクターの動きが遅いなあ」と思ったら、「○歩動く」の数値を増やそう、とか、「○秒止まる」の秒数を減らしてみよう、など、教えられた技術の中から工夫を考えるのが面白かったです。

授業は全5時間で、最終的には「メインキャラクターを上下に動かし、敵に攻撃を当てて倒す」というゲームを作りました。

単純に思えるゲームでも、

①メインキャラクターの設定
・キーボードの上ボタンを押せば上に動く、下ボタンを押せば下に動く
・スペースキーを押せば攻撃する

②敵の設定
 一定の場所ではなく、いろんな場所から出てくるようにする

③攻撃が当たれば敵は倒れ、次の新たな敵が歩いてくる
 ・攻撃が当たったことを感知→敵の絵柄が変わって、消える
 ・次の敵が出てきて同じことを繰り返す

というように、ひとつひとつの設定をしっかりブロックで作り上げていき、やっと完成するのです。

授業で学んだことはあくまで基本の部分ですが、基本を組み合わせていけば、もっと複雑なものを作ることも可能です。
また、Scratchはほかの方が作ったゲームをプレイできます。さらに、そのゲームがどんな風に作られているのか、ブロックの組み合わせを見て学ぶこともできます。

自分でプログラミングを組んで動かす喜び、ぜひScratchで体感してください!


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