新入社員カレッジ第6回 ~「伝えるべきこと」が「伝わる」文章を書こう!
みなさん、こんにちは。スタッフの梅山です。
6月21日(水)に開催されました
新入社員カレッジ第6回「課題発見力・観察力」の様子をお伝えします。
講師は京都造形芸術大学の人材育成ファシリテーターの岡崎大輔先生。
大学での授業も担当しながら、企業研修や学校の先生向けの研修などもされているそうです。
先生自身はまだ30代後半と若く、フランクな雰囲気で授業が始まりました。
講座の最初はチェックインということで、みなさんの自己紹介と今日の気分、
今日期待していることなどを話してもらいました。
今回は「見る」ことがテーマの講座
「利用者の方の表情やしぐさなどから変化を感じとれるように」
といった現場で活用するイメージを持ってくれている方もいれば、
「どんなことをするんだろう?」とドキドキしながら参加してる方もおられました。
話す・聞くということはコミュニケーションで多く語られるが、
その前にある「相手を見る」ということにはあまり話されることがなく、
そこの大切さを感じたところから、こういった研修をするようになった岡崎先生。
まずは「見る」ってどういうことなのか、という授業からスタートしました。
まずはよくある「目の錯覚」を体感する画像をみんなで見ました。
同じものを見ているはずなのに、人によって全然見え方が違うので、言うこともバラバラ。
みなさん「???」となりながら、種明かしをしました。
これは実際に見てみないとイメージはできないかと思いますが、
実は「脳が勝手に補完してしまう」ことが原因で、こういったことが起きるのだそう。
これはこの画像に限らず日常的に起きることで、
「人によって見えている世界は異なる」
ということをまずは体験的に理解していただきました。
確かに、同じものについて話しているつもりでも、
そもそものところがズレていて、話が途中から全然噛み合わない、
なんてことはよくありますよね。
こういう前提がしっかり理解できていれば、
「あれ」っと思った時にすぐに確認&軌道修正できますね。
続いてのワークは今日のメインコンテンツの「ブラインド・トーク」というもの。
これはペアワークで、片方の人は目隠しをし、
もう片方の人は見ている絵を見ているまま相手に伝える、
というものです。
シンプルなワークですが、これがまた難しいんです。
例えば、これを読まれてるみなさんが
周りを見渡して視界にはいっている景色を、
全く同じ景色をイメージできるように事細かに他人に伝えてください、
と言われているようなものです。
ここでは「見たままに伝える」ことがミッションなので、
何(what)が描かれているかだけでなく、
どのように(how)を丁寧に伝えないと、さっぱり伝わりません。
しかも自分の中では常識でも、相手にとって常識では無かったりもするので、
伝わったつもりでも、全然違うイメージで伝わってたりもします。
今回のワークでも、答え合わせの時間でも
「こうだと思ってたけど、こっちか!」とか
「これは●●とは言わへんやろ~!」などなど。
かなりズレがあったことが発覚しました。
このワークを2セットしたところで、今日の授業は終了となりました。
単に体験するだけでなく、
その後に「なぜうまく伝わらなかったか」
「どう伝えればよかったか」ということをお互いに話し合い、
また「この伝え方がわかりやすかった」ということもフィードバックし、
良い点・悪い点を各ペアで分析してもらいました。
あまり意識的になることの少ない「見る」という行為。
うまく伝えられない体験から、
「伝えるためには意識的に見ることが大事だ」
そんな意識を感じてもらうことができました。
それぞれの仕事の現場でも、この体験を活かしてもらえたらと思います。
さて、次回は7月25日(水)、「キャリア形成」の講座を予定しています。
6月21日(水)に開催されました
新入社員カレッジ第6回「課題発見力・観察力」の様子をお伝えします。
講師は京都造形芸術大学の人材育成ファシリテーターの岡崎大輔先生。
大学での授業も担当しながら、企業研修や学校の先生向けの研修などもされているそうです。
先生自身はまだ30代後半と若く、フランクな雰囲気で授業が始まりました。
講座の最初はチェックインということで、みなさんの自己紹介と今日の気分、
今日期待していることなどを話してもらいました。
今回は「見る」ことがテーマの講座
「利用者の方の表情やしぐさなどから変化を感じとれるように」
といった現場で活用するイメージを持ってくれている方もいれば、
「どんなことをするんだろう?」とドキドキしながら参加してる方もおられました。
話す・聞くということはコミュニケーションで多く語られるが、
その前にある「相手を見る」ということにはあまり話されることがなく、
そこの大切さを感じたところから、こういった研修をするようになった岡崎先生。
まずは「見る」ってどういうことなのか、という授業からスタートしました。
まずはよくある「目の錯覚」を体感する画像をみんなで見ました。
同じものを見ているはずなのに、人によって全然見え方が違うので、言うこともバラバラ。
みなさん「???」となりながら、種明かしをしました。
これは実際に見てみないとイメージはできないかと思いますが、
実は「脳が勝手に補完してしまう」ことが原因で、こういったことが起きるのだそう。
これはこの画像に限らず日常的に起きることで、
「人によって見えている世界は異なる」
ということをまずは体験的に理解していただきました。
確かに、同じものについて話しているつもりでも、
そもそものところがズレていて、話が途中から全然噛み合わない、
なんてことはよくありますよね。
こういう前提がしっかり理解できていれば、
「あれ」っと思った時にすぐに確認&軌道修正できますね。
続いてのワークは今日のメインコンテンツの「ブラインド・トーク」というもの。
これはペアワークで、片方の人は目隠しをし、
もう片方の人は見ている絵を見ているまま相手に伝える、
というものです。
シンプルなワークですが、これがまた難しいんです。
例えば、これを読まれてるみなさんが
周りを見渡して視界にはいっている景色を、
全く同じ景色をイメージできるように事細かに他人に伝えてください、
と言われているようなものです。
ここでは「見たままに伝える」ことがミッションなので、
何(what)が描かれているかだけでなく、
どのように(how)を丁寧に伝えないと、さっぱり伝わりません。
しかも自分の中では常識でも、相手にとって常識では無かったりもするので、
伝わったつもりでも、全然違うイメージで伝わってたりもします。
今回のワークでも、答え合わせの時間でも
「こうだと思ってたけど、こっちか!」とか
「これは●●とは言わへんやろ~!」などなど。
かなりズレがあったことが発覚しました。
このワークを2セットしたところで、今日の授業は終了となりました。
単に体験するだけでなく、
その後に「なぜうまく伝わらなかったか」
「どう伝えればよかったか」ということをお互いに話し合い、
また「この伝え方がわかりやすかった」ということもフィードバックし、
良い点・悪い点を各ペアで分析してもらいました。
あまり意識的になることの少ない「見る」という行為。
うまく伝えられない体験から、
「伝えるためには意識的に見ることが大事だ」
そんな意識を感じてもらうことができました。
それぞれの仕事の現場でも、この体験を活かしてもらえたらと思います。
さて、次回は7月25日(水)、「キャリア形成」の講座を予定しています。
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