「広告制作&ディレクション入門」修了しました!
こんにちは。
今回は先日終了しました「広告制作&ディレクション入門」講座のレポートをしたいと思います。
講師はグラフィックデザイナーの岩田直樹先生です。(アトリエ・カプリス)
この授業は「メディア戦略」(必要な人に必要な情報を届ける)、「クリエイティブ」(興味のない人に情報を届ける)の両方の視点から広告について学んでいきます。
岩田先生の授業は「考えさせる」ワークが多いのが特徴です。色々な質問が出され、考えて、グループ内で答えを共有します。
たとえば、
Q.駅広告はシンプルなものが多いが、電車内の中づり広告は文字が多いのはなぜか?
Q.買い物中「大きい袋でまとめましょうか?」の広告的な意図は何か?
というような、身近な事例に注目した質問が多いのも特徴です。日々の生活でも広告はあふれていて、そこにヒントがたくさんあります。
★第2回は、「イメージ設計」のお話です。
広告は「つかみ」が大事ですが、単に「目立たせて目を引く」のではなく、「狙った人に振り向いてもらう」ことが重要です。
①イメージ ②記号 ③キーワード の3要素から、ターゲットに振り向いてもらえる広告を考えていきます。
学んだ内容を元に実践です。
自分の持っているお気に入りのものをひとつ選んで、簡単なパッケージを制作します。色々な種類の折り紙やペンから必要なものを選び、ハサミやのりを使って作ります。実際に手を動かすのもデザインの大事な練習なんだそうです。
・ターゲットの設定
・イメージ言語(可愛い、カジュアルな、なごやかな…など)
・商品名を付ける
・キーワードの設定
という流れで、用意されたたくさんの折り紙と色ペンを使ってパッケージを作ります。
短時間でしたが、それぞれ渾身の作品ができました!
写真は受講生の方の力作パッケージです↓
商品は手鏡で「取り出しやすい」ことに注目し、手の形を切り絵で作っています。
「和柄が好きな大人っぽい女性」というターゲットに響くよう、パッケージも和柄で上品なものになっており、「大人な女性の常識。」というキーワードが入っています。おしゃれなだけでなく、授業で先生が伝えたポイントもしっかり押さえて作られています。
★第3回は、広告の切り口についてです。
商品やサービスのセールスポイントを1つではなく、複数あげていくことで、切り口を見つけます。
ポイントは「三拍子」。
①安い ②はやい ③美味い のように3つのメイン要素をあげ、要素をひとつひとつ分解していきます。
その要素を魅力的な言葉に変えてコピーを作ったり、イメージに合う写真やイラストを添えたりして、文字・ビジュアルの双方から、商品のウリを伝えます。
ビジュアルでイメージを伝える練習として、数々の写真からキーワードの言葉を伝えるワークを行いました。たくさんの写真の中から、キーワードの言葉をイメージさせるものを3枚選び、もう一方のチームに伝えるというものです。
「キーワード(言葉)」をビジュアルで伝えるのはなかなか難しかったものの、意外と正解率は高く、楽しいワークでした。
最後に、実践編として、自分の「オススメ」について商品POPを制作するワークを行いました。
★最終回は「レイアウト」についてです。
文字をどのように配置するか、文字(フォント)でイメージを伝える方法、文字に表情を与える(レタリングのようなもの)方法など、たくさんの短いワークを通じて学んでいきます。
そして、総まとめは第3回の実践で作ったPOPを元に、チラシのラフを作成します。
自分のPOPからチラシを作るのではなく、グループ内の他の方のPOPを元にチラシを作ります。POPの内容から「取材」をし、情報を集め、新たにチラシを作ります。
実際の広告作りの流れを短時間で体験するというわけです。
本人も気付いていない魅力を聞き出したりしながら、キャッチコピー、レイアウトなどを考え、できたチラシの内容をプレゼンして終了です。
4回の講座を通して、広告・ディレクションのなかで必要な要素を、座学、ワーク、実践の3方向から学ぶことができました。
私たちが普段の生活で目にするたくさんの広告も、いろいろな工夫が詰まった作品です。日々、さまざまな広告からヒントを得ながら、スキルアップしていきたいですね。
今回担当してくださった岩田先生の次回の講座はこちらです。
「目で見てパッと伝わる」図解活用術
8/24~9/14(水)19:00~21:00
受講料 11,340円
こちらもぜひお申込みください。
今回は先日終了しました「広告制作&ディレクション入門」講座のレポートをしたいと思います。
講師はグラフィックデザイナーの岩田直樹先生です。(アトリエ・カプリス)
この授業は「メディア戦略」(必要な人に必要な情報を届ける)、「クリエイティブ」(興味のない人に情報を届ける)の両方の視点から広告について学んでいきます。
岩田先生の授業は「考えさせる」ワークが多いのが特徴です。色々な質問が出され、考えて、グループ内で答えを共有します。
たとえば、
Q.駅広告はシンプルなものが多いが、電車内の中づり広告は文字が多いのはなぜか?
Q.買い物中「大きい袋でまとめましょうか?」の広告的な意図は何か?
というような、身近な事例に注目した質問が多いのも特徴です。日々の生活でも広告はあふれていて、そこにヒントがたくさんあります。
★第2回は、「イメージ設計」のお話です。
広告は「つかみ」が大事ですが、単に「目立たせて目を引く」のではなく、「狙った人に振り向いてもらう」ことが重要です。
①イメージ ②記号 ③キーワード の3要素から、ターゲットに振り向いてもらえる広告を考えていきます。
学んだ内容を元に実践です。
自分の持っているお気に入りのものをひとつ選んで、簡単なパッケージを制作します。色々な種類の折り紙やペンから必要なものを選び、ハサミやのりを使って作ります。実際に手を動かすのもデザインの大事な練習なんだそうです。
・ターゲットの設定
・イメージ言語(可愛い、カジュアルな、なごやかな…など)
・商品名を付ける
・キーワードの設定
という流れで、用意されたたくさんの折り紙と色ペンを使ってパッケージを作ります。
短時間でしたが、それぞれ渾身の作品ができました!
写真は受講生の方の力作パッケージです↓
商品は手鏡で「取り出しやすい」ことに注目し、手の形を切り絵で作っています。
「和柄が好きな大人っぽい女性」というターゲットに響くよう、パッケージも和柄で上品なものになっており、「大人な女性の常識。」というキーワードが入っています。おしゃれなだけでなく、授業で先生が伝えたポイントもしっかり押さえて作られています。
★第3回は、広告の切り口についてです。
商品やサービスのセールスポイントを1つではなく、複数あげていくことで、切り口を見つけます。
ポイントは「三拍子」。
①安い ②はやい ③美味い のように3つのメイン要素をあげ、要素をひとつひとつ分解していきます。
その要素を魅力的な言葉に変えてコピーを作ったり、イメージに合う写真やイラストを添えたりして、文字・ビジュアルの双方から、商品のウリを伝えます。
ビジュアルでイメージを伝える練習として、数々の写真からキーワードの言葉を伝えるワークを行いました。たくさんの写真の中から、キーワードの言葉をイメージさせるものを3枚選び、もう一方のチームに伝えるというものです。
「キーワード(言葉)」をビジュアルで伝えるのはなかなか難しかったものの、意外と正解率は高く、楽しいワークでした。
最後に、実践編として、自分の「オススメ」について商品POPを制作するワークを行いました。
★最終回は「レイアウト」についてです。
文字をどのように配置するか、文字(フォント)でイメージを伝える方法、文字に表情を与える(レタリングのようなもの)方法など、たくさんの短いワークを通じて学んでいきます。
そして、総まとめは第3回の実践で作ったPOPを元に、チラシのラフを作成します。
自分のPOPからチラシを作るのではなく、グループ内の他の方のPOPを元にチラシを作ります。POPの内容から「取材」をし、情報を集め、新たにチラシを作ります。
実際の広告作りの流れを短時間で体験するというわけです。
本人も気付いていない魅力を聞き出したりしながら、キャッチコピー、レイアウトなどを考え、できたチラシの内容をプレゼンして終了です。
4回の講座を通して、広告・ディレクションのなかで必要な要素を、座学、ワーク、実践の3方向から学ぶことができました。
私たちが普段の生活で目にするたくさんの広告も、いろいろな工夫が詰まった作品です。日々、さまざまな広告からヒントを得ながら、スキルアップしていきたいですね。
今回担当してくださった岩田先生の次回の講座はこちらです。
「目で見てパッと伝わる」図解活用術
8/24~9/14(水)19:00~21:00
受講料 11,340円
こちらもぜひお申込みください。
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