新入社員カレッジ 第3回 ~その声とお辞儀、相手の心に届いていますか?

こんにちは、スタッフの竹本です。
皆さまゴールデンウィークはいかがお過ごしになりましたか?
私は連休中に遊びすぎて仕事モードへの切り替えに四苦八苦しています(笑)。

さて今回は5月10日(水)に開催された新入社員カレッジ第3回の様子をお伝えします。
受講生の皆さん、GWモードから仕事モードにしっかりと切り替えられた様子で参加されていました(私も見習わないと…)。

この日の講座は「話し方、あいさつ、おじぎ」というテーマで、フリーアナウンサーの叶桂子先生に講師をご担当いただきました。さわやかで切れ味のいい語り口の叶先生、当館では「伝わる1分間スピーチのコツ」等の講座をご担当いただいています。

s-DSC_0801.jpg

仕事の現場では毎日当たり前のように使われるあいさつやおじぎ。これらを「声の出し方」「体の使い方」といったフィジカルな面からチェックして、きちんと相手に届けることを意識しようというのが今回の目標です。
きれいや声や見た目がきれいなおじぎができればOKではなく、相手の心に届くあいさつやマナーを通して職場でいい人間関係を築き、いい仕事につなげることが最終ゴールとなっています。

受講生の皆さんにとって講座の中で一番緊張したワークは「ビデオ撮影」だったと思います。所定の場所に立って自分の名前をはっきり伝え、姿勢や角度を意識したおじぎをする。この様子をビデオに収め、モニターで見ながら講師からフィードバックを受けるというものです。緊張からかことばを噛んだりつかえたりしつつ、皆さん真剣な表情でワークに取り組んでいました。

s-DSC_0809.jpg

撮影後、講師からは様々なコメントがありました。話し方については、
「母音をはっきりさせましょう」
「ことばの粒を立てて」
「2つ目の音をはっきりと」(例:おはようございます、の「は」をはっきり言う)
おじぎの仕方についても、
「あごをひいて」
「頭が下がりすぎですよ」
「ももの後ろが突っ張るくらい意識して」
などなど。時間にすればほんの10秒程度の動作ですが、いろいろな点に気を配る必要があるのですね。

普段は意識しないような指摘に皆さん最初は戸惑った様子でしたが、練習を繰り返すうちに徐々にスムーズな話し方・動きになり講師から
「そう、声が出てきましたよ!」
「きれいなおじぎですね!」
とほめことばをもらう人が増えてきました。

受講生の皆さん、2時間の講座を通して声・表情・体の動きがずいぶん変わりました。
講座の始めはうつむき加減で恥ずかしそうに声を出していた人がハッキリした声で自己紹介ができるようになり、表情やおじぎにもメリハリがつくようになりました。大きな変化です。
講師が冒頭で「変化は進歩」という話をしたのですが、それぞれの「変化は進歩」を持って帰り職場で実践されているのでは、と思います。


この記事へのコメント