新講座「マーケティングはじめの一歩~超基本編」開講しました!

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さて、今期から新しく解説されたマーケティングの講座が始まりました。

マーケティングはじめの一歩~超基本編


最近みなさんからも「販路」「広報」「営業」などのキーワードで
お困りごとを聞くことが多く、
商品やサービスをどう売っていくか、という関心が非常に高いなぁと思っています。
そこで、そこに役立ちそうな講座をということで、
まずは「マーケティング」を新設しました。

今回参加された方は、
ものづくり、福祉、メディア、小売業などなど、
色々な分野の方が参加されていました。
「マーケティングってよく言葉は聞くけど、ちゃんと勉強したことがなくて」
「お客さんが何を求めているのかわからないんです」
このような動機が大半でした。

一口にマーケティングといっても範囲が非常に広いのと、
今回は1日2時間だけの「超基本編」。
冒頭で先生からも
「マーケティングには色々な手法があったり、またその時の流行や時代によって変わったりするので、今回はそういうことに左右されない、根本のところをお話します」
というところからスタートしました。


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講師の長塩綾子先生は、これまで大手企業~小さなNPOまで、
規模も価値観も幅のある中でマーケティングのお手伝いをされてきたそうです。
様々な現場を見てきてこられたからこその視点で、
現場や時代に左右されないマーケティングの芯の部分をお話しいただきました。

そもそもマーケティングとは、
「ある物(商品やサービス)を、欲しい人に、欲しい状態で、欲しいタイミングで渡す」
これを考えることです、ということでした。
ミネラルウォーターのペットボトルを例に、
この商品を買って欲しい人はどんな人か、
どんな時に欲しくなるのか、どんな状態で欲しいのか、
それをちゃんと考えることの大切さやコツを教えていただきました。

参加者からは「マーケティングはデータの分析をする、というイメージでした」
という声もあったのですが、
先生によると、このコンセプトのようなものを考えることが
マーケティングの根幹ということでした。
そのコンセプトの「精度を高めるため」に、
実際のデータ分析と照らし合わせてみることを繰り返したり、
またデータだけでなく、実際に商品を手に取ったり使ったりしている
イメージを具体的に想像してみたりもするそうです。
右脳的な考えと、左脳的な考えのどちらもうまくバランスを取りながら
コンセプトを作っていくことが大事なんだなと感じました。

マーケティングとはいかに売るか、というイメージでしたが、
売り手と買い手がwin-winの関係を築けるルートをさぐる、
ということなのかなと強く感じた2時間でした。
作ったら売れる、という時代ではない今だからこそ、
こういったところをしっかり考えるのが大事なのかもしれませんね。

このための具体的な手法などを学べるコースも
引き続き今後増やしていければと思っています。
リクエストなどありましたら、ぜひお寄せくださいませ。


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