職場実習訓練「ジョブトレーニング」紹介
こんにちは、事務局園田です。
8月5日、A´ワーク創造館の事務局内で「ジョブトレーニング」を行っていた
Aさん(20代女性)が、無事全ての日程を修了し、修了証書を授与されました。
「ジョブトレーニング」とは、A´ワーク創造館の若者就労支援講座のひとつ、
「職場実習訓練『ジョブトレーニング』」(以下「ジョブトレ」)のことです。
「働いた経験がほとんどない」「ひきこもっていたので体力に自信がない」
「仕事が具体的にイメージできないので就職が不安」といった方を対象に、
実際の職場での就労体験をしていただく講座です。
流れとしては、スタッフとの面談の後、さまざまな職場・事業所から
最適と思われるトレーニング事業所を選んで仕事を体験し、継続就労を目指します。
職場での人間関係や仕事の進め方など、
実際の職場で経験しながら仕事のイロハを一から学ぶことができるのです。
就労体験の行き先は、コンビニや衣料品店などの小売店、カフェなどの飲食店、
高齢者介護や障がい者介助など福祉施設、清掃業など、様々です。
Aさんは、事務職での就職希望だったため、A´ワーク創造館内で
事務作業を体験していただくことになりました。
今まで、就労経験のなかったAさんですが、挨拶やお辞儀の練習、
電話応対の練習、報告・連絡・相談の流れなどのビジネスマナーを基礎から学び、
実際の職場の中でそれを実践していきました。
具体的には、書類のコピー、FAX、データ入力、書類のチェック作業、
パンフレットの発送作業などなど・・・様々な仕事を体験していただきました。
最初はぎこちなかったAさんでしたが、言われたことはしっかりメモを取り、
ミスなく仕事をこなし、報告することができるようになりました。
一つひとつの仕事に対し、一所懸命に、丁寧にとりくんでいく姿が印象的でした。
就労経験がなかったことや、学生時代の経験から、
なかなか就職に向けての自信が持てないことが悩みだったAさん。
最終日に、「A´での体験を通して、少し自信が持てましたか?」と聞くと、
笑顔で「はい」と答えてくれました。
Aさんのジョブトレでの感想を紹介します。
「最初は緊張と不安でいっぱいでした。
事務局の方々に親切に教えていただき、最終的には、
コピーを言われたとおりにとったり、お客様にお茶を出したり、
色々できるようになりました。
まだまだできないことや不安なことはありますが、
“わからないことはその度に聞いていけばいいよ”と教えていただいたので、
これからもたくさんのことに挑戦し、できるようになりたいです。
私にとって貴重な経験になりました。ありがとうございました。」
相談の上、Aさんには今後は、引き続きA´ワーク創造館でインターンとして
仕事をしていただき、その後就職活動へと移っていくことになりました。
A´の若者就労支援講座に集まってくるのは、
「働きたい」という気持ちはとても強いけれど、
働いた経験が全くなかったり、人とのかかわりが苦手だったり、
なかなか自分に自信がもてず(またはコンプレックスを持っていて)
一歩前へ踏み出すのが怖い… そんな若者たちばかりです。
今の社会はそんな若者たちが
非常に生きづらい社会になってしまっている、と私は思います。
本来、若い頃というのは、つまずいたり立ち止まったり大きな失敗をしたり
そんなことは当たり前で誰しも経験するはずなのに、
今の時代は、学校へ行けなくなった人や、学校を中退した人、
いわゆる「ひきこもり」とよばれる人たちが、
すごく厳しい目で見られているような気がするのです。
そんな風潮のせいで、本人たちも、一度つまずいてしまうと
「自分はダメなんだ…」と思い込んでしまっているような気がします。
つまずいたことを責めるのではなく、
そこから立ち直るすべを本人が見つけられるように手助けする・・・
社会全体がそんな流れになるといいな、と思います。
今回のAさんの、自信を手に入れた笑顔は、
私たちにとって大きな励みになりました。
不安を抱えた若者と、一緒に悩み、考え、歩いていくことは、
決して楽なことではないけれど、
この笑顔のためなら、まだまだ自分は頑張れる、と思いました。
A´は、これからも、みなさんの「働きたい!」という気持ちを応援していきます!
8月5日、A´ワーク創造館の事務局内で「ジョブトレーニング」を行っていた
Aさん(20代女性)が、無事全ての日程を修了し、修了証書を授与されました。
「ジョブトレーニング」とは、A´ワーク創造館の若者就労支援講座のひとつ、
「職場実習訓練『ジョブトレーニング』」(以下「ジョブトレ」)のことです。
「働いた経験がほとんどない」「ひきこもっていたので体力に自信がない」
「仕事が具体的にイメージできないので就職が不安」といった方を対象に、
実際の職場での就労体験をしていただく講座です。
流れとしては、スタッフとの面談の後、さまざまな職場・事業所から
最適と思われるトレーニング事業所を選んで仕事を体験し、継続就労を目指します。
職場での人間関係や仕事の進め方など、
実際の職場で経験しながら仕事のイロハを一から学ぶことができるのです。
就労体験の行き先は、コンビニや衣料品店などの小売店、カフェなどの飲食店、
高齢者介護や障がい者介助など福祉施設、清掃業など、様々です。
Aさんは、事務職での就職希望だったため、A´ワーク創造館内で
事務作業を体験していただくことになりました。
今まで、就労経験のなかったAさんですが、挨拶やお辞儀の練習、
電話応対の練習、報告・連絡・相談の流れなどのビジネスマナーを基礎から学び、
実際の職場の中でそれを実践していきました。
具体的には、書類のコピー、FAX、データ入力、書類のチェック作業、
パンフレットの発送作業などなど・・・様々な仕事を体験していただきました。
最初はぎこちなかったAさんでしたが、言われたことはしっかりメモを取り、
ミスなく仕事をこなし、報告することができるようになりました。
一つひとつの仕事に対し、一所懸命に、丁寧にとりくんでいく姿が印象的でした。
就労経験がなかったことや、学生時代の経験から、
なかなか就職に向けての自信が持てないことが悩みだったAさん。
最終日に、「A´での体験を通して、少し自信が持てましたか?」と聞くと、
笑顔で「はい」と答えてくれました。
Aさんのジョブトレでの感想を紹介します。
「最初は緊張と不安でいっぱいでした。
事務局の方々に親切に教えていただき、最終的には、
コピーを言われたとおりにとったり、お客様にお茶を出したり、
色々できるようになりました。
まだまだできないことや不安なことはありますが、
“わからないことはその度に聞いていけばいいよ”と教えていただいたので、
これからもたくさんのことに挑戦し、できるようになりたいです。
私にとって貴重な経験になりました。ありがとうございました。」
相談の上、Aさんには今後は、引き続きA´ワーク創造館でインターンとして
仕事をしていただき、その後就職活動へと移っていくことになりました。
A´の若者就労支援講座に集まってくるのは、
「働きたい」という気持ちはとても強いけれど、
働いた経験が全くなかったり、人とのかかわりが苦手だったり、
なかなか自分に自信がもてず(またはコンプレックスを持っていて)
一歩前へ踏み出すのが怖い… そんな若者たちばかりです。
今の社会はそんな若者たちが
非常に生きづらい社会になってしまっている、と私は思います。
本来、若い頃というのは、つまずいたり立ち止まったり大きな失敗をしたり
そんなことは当たり前で誰しも経験するはずなのに、
今の時代は、学校へ行けなくなった人や、学校を中退した人、
いわゆる「ひきこもり」とよばれる人たちが、
すごく厳しい目で見られているような気がするのです。
そんな風潮のせいで、本人たちも、一度つまずいてしまうと
「自分はダメなんだ…」と思い込んでしまっているような気がします。
つまずいたことを責めるのではなく、
そこから立ち直るすべを本人が見つけられるように手助けする・・・
社会全体がそんな流れになるといいな、と思います。
今回のAさんの、自信を手に入れた笑顔は、
私たちにとって大きな励みになりました。
不安を抱えた若者と、一緒に悩み、考え、歩いていくことは、
決して楽なことではないけれど、
この笑顔のためなら、まだまだ自分は頑張れる、と思いました。
A´は、これからも、みなさんの「働きたい!」という気持ちを応援していきます!
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